お子様の歯並びについて心配されている親御様は多いのではないでしょうか?「このまま成長しても大丈夫なのか」「矯正治療が必要になるのではないか」と不安に感じることもあるでしょう。歯並びの問題は見た目だけでなく、噛み合わせや発音、虫歯や歯周病のリスクにも影響を与えます。早めに異変に気づくことで、適切な対処が可能となり、お子様の健康な口腔環境を守ることができます。本記事では、ご家庭でできる歯並びチェックのポイントを詳しく解説し、気になる場合の対応についてもご紹介します。
▼こんな症状はありませんか?
はじめに、子供の歯並びで矯正が必要となる症状を紹介します。
- 叢生(歯の重なり・ガタガタの歯並び)
歯がきれいに並ばず、前後に重なったりねじれたりしている状態です。
永久歯が生えそろうスペースが不足していることが原因となります。
- 上顎前突(出っ歯)
上の前歯が前方に突出している状態で、唇が閉じにくく、転倒時に歯をぶつけやすい特徴があります。
指しゃぶりや舌の癖が影響していることもあります。
- 反対咬合(受け口)
下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせです。顎の発育に影響を与えるため、早期の対応が推奨されます。
- 開咬(前歯が閉じない)
奥歯を噛み合わせたときに前歯が閉じず、隙間ができる状態です。発音や食べ物を噛む機能に支障をきたしやすくなります。
- 過蓋咬合(深い噛み合わせ)
上の前歯が下の前歯を覆い隠すほど深く噛み込んでいる状態です。下の歯茎を傷つけることがあり、顎関節症の原因にもなり得ます。
- 交叉咬合(噛み合わせのずれ)
上下の歯の中心がずれている状態で、顎の成長バランスが崩れることがあります。
- 空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯の間に大きな隙間がある状態で、発音や見た目に影響を及ぼすことがあります。
▼子供の歯並びのチェックポイント
お子様の歯並びが心配な方は、ご自宅で以下の挙げる6つのポイントをチェックしてみてください。どれかひとつでも当てはまったら矯正治療が必要になるというわけではありませんが、子供の歯並びが将来悪くなる、あるいはもうすでに悪くなっている可能性も否定できません。
- 永久歯への生え変わりの状況
乳歯が抜けた後、永久歯が正しい位置に生えているかチェックしましょう。
生え変わりの順番やタイミングに大きなズレがある場合は、歯科医院での確認をおすすめします。
- 歯列内の隙間の有無
乳歯列の時期に適度な隙間があることは、永久歯がきれいに生えるために重要です。
隙間がまったくない場合、将来的に叢生(ガタガタの歯並び)になるリスクが高くなります。
- 上下の噛み合わせの状態
前歯が適切に噛み合っているか、奥歯でしっかり咬めているかを確認してください。
受け口や深い噛み合わせは、早期の治療が効果的です。
- 食べ物をきちんと噛めない
噛みにくそうにしていたり、片側ばかりで噛む癖があったりする場合は、噛み合わせの問題が考えられます。
食事の様子を観察し、気になる点があれば歯科医師に相談しましょう。
- 口呼吸をしている
常に口が開いている状態や、鼻ではなく口で呼吸している場合は、歯並びや顎の発育に影響を与える可能性があります。
アレルギー性鼻炎などの要因も考えられるため、耳鼻科と連携した対応が必要になることもあります。
- 指しゃぶりや舌を出す癖が治らない
指しゃぶりや舌を前に出す癖が続くと、開咬や出っ歯の原因になります。
幼児期を過ぎても癖が残る場合は、歯並びへの影響を考慮して対策を検討しましょう。
▼気になる点があればご相談ください
お子様の歯並びについて気になることがあれば、早めにご相談ください。当院では、4歳頃から始める初期治療を含め、適切なタイミングで矯正治療を進めることができます。
【初期治療(4歳頃~)】
口腔習癖の改善や顎の成長を促すためのマウスピース型装置などを使用し、歯並びの土台を整えます。
【一期治療(7歳頃~)】
顎の成長をコントロールしながら、歯が適切に生えるように誘導する治療を行います。
【二期治療(12歳以降)】
永久歯が生え揃った段階で、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などを用いて最終的な歯並びを整えます。
歯並びの問題は早期発見・早期治療が重要です。
定期的な検診を通じて、お子様にとって最適な治療のタイミングを見極めていきましょう。
▼まとめ
お子様の歯並びの問題は、見た目だけでなく、噛み合わせや発音、虫歯のリスクにも影響します。ご家庭でできるチェックポイントを参考にしながら、気になる症状がある場合は早めに歯科医院に相談することが大切です。堺市堺区のたかぎ歯科・矯正歯科では、初期治療から本格的な矯正治療まで対応しており、お子様に適した治療プランをご提案いたします。歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。