お子様の歯磨きを毎日しっかり行っていても、「正しく磨けているのか分からない」「仕上げ磨きがちゃんとできているか不安」と感じる親御様は多いのではないでしょうか。お子様の歯を守るためには、正しい仕上げ磨きを行うことがとても重要です。また、しっかり磨けているかをチェックするポイントを知っておくことで、虫歯のリスクを減らすことができます。さらに、歯磨きを嫌がるお子様には、無理なく習慣化できる工夫も必要です。本記事では、仕上げ磨きの方法、チェックポイント、歯磨きを嫌がるお子様への対応方法について詳しく解説していきます。
▼親御様による仕上げ磨きの方法
お子様自身が歯を磨けるようになるのは、小学校高学年頃と言われています。それまでは、親御様が仕上げ磨きをして、しっかり汚れを落とすことが大切です。
【仕上げ磨きの基本ステップ】
1.お子様を安定した体勢にする
・小さいお子様の場合は、膝の上に寝かせる「寝かせ磨き」が推奨されます。
・大きくなったら、立った状態で後ろから支えるように磨きましょう。
2.適切な歯ブラシを選ぶ
・お子様の年齢に合った歯ブラシを選びましょう。
・毛先が柔らかく、ヘッドが小さいものが適しています。
3.歯の表面をしっかり磨く
・歯ブラシを軽く持ち、力を入れすぎずに小刻みに動かして磨きます。
・上下の前歯は、縦に動かすと効果的です。
4.奥歯のかみ合わせや歯の裏側もしっかり磨く
・特に奥歯は磨き残しが多いため、歯ブラシを斜めに入れてしっかり磨きましょう。
・歯の裏側も意識してブラシを当てます。
5.歯茎の近くも優しく磨く
・歯と歯茎の境目に歯垢が溜まりやすいので、毛先を少し斜めにして磨くと効果的です。
▼きちんと磨けているかのポイント
仕上げ磨きが適切にできているかを確認するために、次のポイントをチェックしましょう。
【ポイント1】歯の表面がツルツルしているか
・磨き終わった後に指で軽く触れてみて、ザラつきがないか確認します。
・ツルツルしている場合は、歯垢がしっかり落とせている証拠です。
【ポイント2】歯と歯の間に汚れが残っていないか
・歯と歯の間は磨き残しやすい部分です。デンタルフロスを使用するとより確実に汚れを除去できます。
・歯間ブラシの使用も効果的で、特に奥歯の隙間が広いお子様に適しています。
【ポイント3】奥歯の溝に白い汚れが残っていないか
・奥歯の溝には食べかすやプラークが溜まりやすいため、仕上げ磨きの際に重点的にチェックしましょう。
・汚れが取れにくい場合は、毛先が細い歯ブラシを使うと効果的です。
【ポイント4】歯茎が赤くなっていないか
・磨き残しがあると歯茎が炎症を起こし、赤く腫れることがあります。
・歯茎の状態を毎日観察し、腫れや出血がないかを確認しましょう。
【ポイント5】口臭が気にならないか
・口臭がある場合、磨き残しや歯茎の炎症が原因の可能性があります。
・舌の表面も優しくブラッシングし、舌苔の付着を防ぎましょう。
【ポイント6】歯垢染め出し液を使ってチェック
・しっかり磨けているかを視覚的に確認できる染め出し液を活用すると、磨き残しが分かりやすくなります。
・特に就寝前に使うと、その日の磨き残しを把握しやすくなります。
▼歯磨きを嫌がる子供への対処法
歯磨きを嫌がるお子様には、無理に押さえつけるのではなく、楽しみながら習慣化する工夫が必要です。
◎楽しい雰囲気を作る
お気に入りの歯ブラシを選ばせたり、歯磨きの時間に歌を歌ったりすると楽しい雰囲気になります。
◎親御様が一緒に歯を磨く
親御様が見本を見せながら一緒に磨くことで、お子様も自然と興味を持ちやすくなります。
◎ご褒美を用意する
歯磨きができたらシールを貼るなど、達成感を得られる工夫をすると習慣化しやすくなります。
◎短時間から始める
初めは30秒程度からスタートし、徐々に時間を延ばしていくことで、無理なく習慣にできます。
◎歯磨きアプリや動画を活用する
最近では、歯磨きを楽しくできるアプリや動画が多数あります。お子様が興味を持ちやすいものを選びましょう。
◎無理に力を入れない
無理に押さえつけると歯磨きに対する嫌悪感が強くなります。優しく声をかけながら行うことが大切です。
▼まとめ
お子様の歯を健康に保つためには、正しい仕上げ磨きを行うことが重要です。適切な体勢で、優しく小刻みにブラッシングし、奥歯や歯と歯の間も丁寧に磨きましょう。また、きちんと磨けているかを確認するために、歯のツルツル感や歯垢の有無をチェックすることが大切です。さらに、歯磨きを嫌がるお子様には、楽しい雰囲気を作ったり、短時間から始めたりすることで、自然に習慣化できるよう工夫しましょう。お子様の歯を守るために、毎日の歯磨きを大切にしてください。