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NEWS & COLUMN

2025.03.18

子供の歯の生え変わり時期について

COLUMN

 

お子様の歯が周りの子と比べてなかなか生えてこないと、不安に感じる親御様も多いのではないでしょうか。「何か問題があるのでは?」「病院に行ったほうがよいのか?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。実は、歯の生える時期には個人差があり、多少遅れていても大きな問題がないケースがほとんどです。しかし、中には何らかの原因が影響していることもあります。本記事では、乳歯の生える順番や時期、萌出の遅れの原因、そして適切な対処法について詳しく解説します。

 

▼乳歯が生える順番と時期について

乳歯は通常、生後6カ月頃から生え始め、2歳半から3歳頃までに20本が生えそろいます。一般的な乳歯の生える順番と時期の目安は以下の通りです。

 

下の前歯(中切歯):生後6~10カ月ごろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の前歯(中切歯):生後8~12カ月ごろ

 

 

 

 

 

 

 

 

上の側切歯:生後9~13カ月ごろ

下の側切歯:生後10~16カ月ごろ

第一乳臼歯(奥歯):生後13~19カ月ごろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬歯(糸切り歯):生後16~22カ月ごろ

第二乳臼歯(奥歯):生後23~33カ月ごろ

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、最初に下の前歯が生え、次に上の前歯、その後奥歯や犬歯が生えてきます。ただし、これはあくまでも目安であり、個人差があります。多少前後することはよくあるため、過度に心配する必要はありません。

 

▼乳歯の萌出が遅れる原因

乳歯の萌出が遅れる原因には、さまざまな要因が考えられます。

 

  1. 遺伝的要因

お子様の歯の生え方には遺伝が大きく関与します。親御様やご兄弟の乳歯の萌出が遅かった場合、お子様も同様に遅くなる可能性があります。また、顎の大きさや形態も遺伝による影響を受けるため、乳歯が生えるスペースの確保にも関連する場合があります。

 

  1. 栄養状態

栄養不足、特にカルシウムやビタミンD、リンなどのミネラルが不足すると、歯の石灰化が不十分になり、発育が遅れることがあります。母乳や粉ミルクだけでなく、離乳食においても栄養バランスを意識し、適度な日光浴を行うことが重要です。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨や歯の成長に欠かせません。

 

  1. 低出生体重児・早産児

低出生体重児や早産児は、一般的に成長のスピードがゆっくり進むことが多く、歯の萌出も遅れがちです。出生時の体重や健康状態によって個人差がありますが、必要に応じて栄養補給や成長のフォローアップが求められます。また、未熟児特有の発達の違いが影響する可能性もあるため、小児歯科で定期的にチェックを受けることが推奨されます。

 

  1. 歯の萌出スペースの不足

顎が小さい場合や歯列が狭い場合、乳歯が正しい位置に生えるスペースが不足し、萌出が遅れることがあります。特に上顎前突(出っ歯)や下顎の成長が遅れている場合、歯並びに影響を与える可能性があります。将来的な噛み合わせの問題を防ぐためにも、早めの診察が重要です。

 

  1. 何らかの疾患や異常

まれに、先天的な疾患や代謝異常、成長ホルモンの分泌異常、甲状腺機能低下症、ビタミンD抵抗性くる病などが影響し、乳歯の萌出が遅れることがあります。また、歯の形成異常(先天性欠如)や歯胚の位置異常なども原因となることがあります。歯の萌出が著しく遅れている場合や、一部の歯だけが異常に遅れている場合には、小児歯科や小児科での専門的な診察を受けることをおすすめします。

 

 

▼乳歯の萌出が遅れている場合の対処法

お子様の歯がなかなか生えてこない場合、以下のような対応をとるとよいでしょう。

 

  1. 口腔内を清潔に保つ

歯茎の健康を保つことで、乳歯がスムーズに生えてくることがあります。ガーゼやシリコン製の歯ブラシで優しく拭く習慣をつけましょう。

 

  1. 栄養バランスを見直す

カルシウムやビタミンDが豊富な食事を意識的に取り入れましょう。日光浴もビタミンDの生成を促すため、適度な屋外活動が効果的です。

 

  1. 生活習慣を整える

睡眠不足やストレスは成長に影響を与えるため、規則正しい生活を心がけましょう。

 

  1. 小児歯科を受診する

乳歯の萌出が極端に遅れている場合や、1歳半を過ぎてもまったく歯が生えてこない場合は、小児歯科を受診して専門家に相談することをおすすめします。

 

 

▼歯が生える時期には個人差があります

乳歯の萌出時期には個人差があるため、周りのお子様と比較して遅いからといって、必ずしも問題があるわけではありません。生後6カ月頃から1歳半頃までの間で歯が生えてくれば、基本的には心配する必要はないでしょう。

しかし、2歳を過ぎてもほとんど歯が生えてこない場合や、一部の歯だけが極端に遅れている場合には、何らかの原因が関与している可能性があります。その場合は、専門家による診察を受けることをおすすめします。

 

▼まとめ

お子様の歯が生えるのが遅いと感じても、ほとんどの場合、問題はありません。乳歯の生える時期には個人差があり、多少の遅れは成長過程の一部と考えられます。ただし、栄養不足や顎の発育、遺伝的要因などが関与していることもあるため、気になる場合は生活習慣を見直し、適切な対応を取ることが大切です。

1歳半を過ぎても歯がまったく生えない、または2歳を過ぎても大部分の歯が生えていない場合には、小児歯科を受診し、専門家の意見を聞いてみましょう。たかぎ歯科・矯正歯科では、お子様の歯の健康をサポートし、安心して成長できるようお手伝いしております。お悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。