• インスタグラム
  • フェイスブック
  • インスタグラム
  • フェイスブック
NEWS & COLUMN

2025.03.18

子供の矯正治療方法ってどれがいいの??

COLUMN

 

 

お子様の歯並びが気になり、矯正治療を検討されている保護者の方も多いことかと思います。近年、子供の矯正治療の選択肢は多様化しており、「どの治療方法が良いのか」と悩まれる方もいらっしゃることでしょう。矯正治療は単に歯を並べるためのものではなく、適切な噛み合わせをつくり、顎の成長をコントロールする重要な治療です。本記事では、子供の矯正治療の基本的な考え方と、治療方法の種類、それぞれの適応症について詳しく解説します。

 

▼矯正はただ歯を並べるための治療ではない?

矯正治療というと「歯並びを整える治療」というイメージを持たれる方が多いですが、実際にはそれだけではありません。特に小児矯正では、成長途中にある顎の発育を適切にコントロールし、より良い噛み合わせや横顔の調和を整えることが可能です。

噛み合わせの悪さは、食事の際の咀嚼機能だけでなく、発音や顎関節への負担にも影響を及ぼします。また、顎の位置やバランスによっては、顔全体の印象にも大きく関わるため、矯正治療を行うことで横顔の美しさを整えることも可能です。特に、Eライン(鼻先と顎を結んだライン)と呼ばれる基準に基づいて治療を進めることで、よりバランスの取れた横顔へと導くことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、小児矯正の大きなメリットは、成長を利用して顎の発育をコントロールできることです。成人矯正では抜歯が必要になるケースでも、子供のうちに顎の成長を適切に促すことで、抜歯せずに歯をきれいに並べられる可能性が高まります。そのため、矯正治療は早めに検討することが重要です。

 

▼子供の矯正治療の方法

お子様の矯正治療にはいくつかの方法があります。それぞれの治療方法について詳しく見ていきましょう。

 

  1. 床矯正装置

床矯正装置は、取り外しが可能な装置で、顎の成長を促しながら歯並びを整える治療法です。特に、顎が小さく、歯がきれいに並ぶスペースが不足しているお子様に適しています。床矯正装置は、ネジを調整することで少しずつ顎を広げることができ、将来的に歯が並ぶスペースを確保する役割を果たします。

この治療法は、お子様が装置をきちんと装着することが前提となるため、本人の協力が不可欠です。適応年齢としては、顎の成長が活発な7歳頃に始めるのが一般的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. マルチブラケット装置

マルチブラケット装置は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着し、歯を適切な位置へ移動させる治療法です。この方法はほとんどの歯並びの問題に対応でき、確実に歯を動かすことができるため、矯正治療において最も一般的な手法の一つです。

永久歯が生え揃った後(12歳頃~)に適応されることが多く、抜歯が必要な症例や、歯並びの乱れが大きい場合にも適しています。固定式の装置のため、お子様の装着の意思に関わらず、確実に治療が進められる点もメリットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. マウスピース型矯正装置

透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置(インビザライン・ファーストなど)は、取り外し可能であり、審美的な面でも優れた治療法です。比較的軽度の歯並びの問題に適しており、装置を取り外して食事や歯磨きができるため、虫歯のリスクを抑えながら治療が進められます。

ただし、適応できる症例が限られる場合があり、顎の成長をコントロールする目的では使用できません。そのため、骨格的な問題がある場合や、大きく歯を動かす必要がある場合には、他の治療方法を選択する方が望ましいことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼適応症に応じた使い分けが重要

子供の矯正治療では、お子様の歯並びや顎の成長段階に応じて、適切な装置を選択することが重要です。

・顎を広げる必要がある場合 → 床矯正装置が適している

・複雑な歯並びを整えたい場合 → マルチブラケット装置が効果的

・目立ちにくく治療を行いたい場合 → マウスピース型矯正装置が向いている

マウスピース型矯正装置は見た目の良さや取り外し可能な点で人気がありますが、横顔のバランスを整えることが難しい場合もあります。また、顎の成長をコントロールする目的には向かないため、骨格的な問題があるお子様には他の治療法が適していることも多いです。

適切な治療法を選ぶためには、専門の歯科医師による診断が欠かせません。お子様の成長段階や歯並びの状態を詳しく評価し、それぞれに合った治療法を選択することが、最良の結果を得るためのポイントです。

 

▼まとめ

お子様の矯正治療は、単に歯を並べるだけではなく、噛み合わせの改善や横顔の調和を整える重要な治療です。特に小児矯正では、顎の成長をコントロールすることで、将来的な歯並びのトラブルを予防することができます。

矯正治療には、床矯正装置、マルチブラケット装置、マウスピース型矯正装置の3つの方法があり、それぞれ適応症が異なります。お子様の歯並びの状態や成長段階に合わせて、最適な治療法を選ぶことが大切です。

当院では、お子様の歯並びや噛み合わせのご相談を随時受け付けております。お子様の将来の健康な歯並びのために、ぜひ一度ご相談ください。